下腿のトラブル

この記事は約2分で読めます。

アキレス腱断裂(アキレスけん だんれつ)

足首を後ろから蹴られたかのように感じ、ときにはブチッという音が聞こえることもある。 ふくらはぎが激しく痛み、歩行が困難になる。

【原因】ふくらはぎの筋肉と踵の骨をつないでいる腱が断裂した状態。 何らかの動作によって、足の趾が過度に力強く、すねに向けて押し上げられすぎた場合や、力強く走ったり跳んだりした際に、アキレス腱に断裂が生じる。

【対処法】応急処置(安静とRICE療法)をし、すぐに医療機関を受診すること。治療法は保存療法と手術療法がある。保存療法ではギプスで固定し、手術療法では、腱の断端を縫合し、固定する。その後リハビリテーションで機能回復を目指す。

下腿筋膜裂傷(かたいきんまく れっしょう)

いわゆる肉離れ。ふくらはぎの筋膜が損傷したり断裂したりした状態。主な症状は、ふくらはぎの腫れ、痛み、内出血など。

【原因】主に筋肉への急激な負荷、特にスポーツや肉体労働中の急な動作や、準備運動不足による筋肉の硬さなどが挙げられる。

【対処法】RICE処置(安静、冷却、圧迫、挙上)を行い、その後適切なリハビリを進めることが重要。

下腿コンパートメント症候群(かたい コンパートメント しょうこうぐん)

下腿の筋肉、血管、神経を包む区画内の圧力が異常に高まり、組織の血行障害や神経障害を引き起こす疾患。外傷や運動などによって発症し、激しい痛みや腫脹、麻痺などの症状が現れる。

【原因】主に外傷(骨折、打撲、捻挫など)によるもので、これらが原因で下腿部の筋肉が腫れ、組織内圧が高まり、血流が阻害されることによって引き起こされる。慢性的な運動過多や、ギプス、包帯などの圧迫も原因となることがある。

【対処法】急性型と慢性型があり、対処法も異なる。急性型は、すぐに医療機関を受診し、筋膜切開などの手術が必要になる場合がある。慢性型は、保存療法で症状を緩和させることが可能。

専門チャンネル

ということで、今回は下腿のトラブルについて記事にさせていただきました。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

足と靴の知識を深めることは、日々の生活に直結する重要な要素です。皆さまに役立つ情報をお届けできるよう、今後も現場での経験と、専門的な知識をもとに記事を投稿してまいります。

引き続き、足と靴の健康を守るための情報を発信していきますので、ぜひチェックしてください。

good luck

タイトルとURLをコピーしました